区内の振り込め詐欺など特殊詐欺被害が急増している。
鶴見警察署によると、管内での特殊詐欺の件数と額は6月8日までの手集計で35件(前年比1件増)、約7378万円に上り、被害件数は県下2位、額は1位の状況だ。
1月末時点で2件約200万円だった被害は、2月末までに8件約1600万円。3月末で18件約3100万円、4月末で24件約6400万円と急増。2月から4月は被害額が1カ月ごとに倍増した。
「急増の理由は不明」としながら、手口としては、警察官や銀行協会を語って自宅を訪問し、キャッシュカードをだまし取る預貯金詐欺や、カードをすり替えて盗む手交型、息子や孫を名乗るオレオレ詐欺など「全般的に多い印象」と同署。一度に複数のカードを奪われるケースもあり、コンビニなどのATMで下ろせるため、土日も詐欺電話がくる可能性がある。同署は今後、新型コロナウイルス関連の詐欺も考えられるとし、警鐘を鳴らす。
対策としては、「犯人と直接話さないことが重要」とし、同署では、65歳以上の高齢者に防犯対策電話録音機の貸出を行っている。詳細は鶴見警察署防犯係【電話】045・504・0110。
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つるぎん27日に4月25日 |
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