神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2020年6月25日 エリアトップへ

withコロナ変わる地域3 人数、利用法…制限する苦悩 わっくんひろば ”親子のため”模索

教育

公開:2020年6月25日

  • LINE
  • hatena
親子が遊ぶひろば
親子が遊ぶひろば

 コロナとともに生きる「withコロナ」の時代。子育て支援施設でもこれまでの形態を変えながら、運営方法を手探りする日々が続いている。

1日40組も

 鶴見区地域子育て支援拠点であるわっくんひろば=豊岡町=は、未就学児とその保護者を対象に子どもと遊び、情報を得て、相談などもできる施設。区から委託を受け、社会福祉法人青い鳥が運営する。無料で利用でき、これまでは事前予約不要。一日約40組、80人もの親子が訪れていた。

 コロナウイルス感染拡大防止のため、3月初旬から閉所。しかし、機能が完全に止まったわけではなく、専任スタッフによる子育ての相談や、所内に事務所があり、登録制で子どもを預けたり預かったりできる横浜子育てサポートシステムは継続してきた。

 預かりや相談の件数に大きな変動はなかったが、コロナ禍で相談できる場が少なくなったことによる不安の声も聞かれたという。

変わる運営

 緊急事態宣言が解除され、6月2日に再開。しかし、その運営はがらっと変わった。

 密を避けるため、事前予約制にし、利用も曜日ごとに年齢で分け、人数を制限。一日一回、2時間の利用を基本とし、利用時も周囲との間隔を開けるように呼び掛けた。

 来所時には、検温、体調チェックシートの記入、手洗い、マスクなどを徹底。一日二回、おもちゃや棚、床などの消毒の時間を設けた。

 富樫あかね施設長は、「多忙な子育て中の親たちには、時間に縛られず自由に、気軽に来られることが一番の良さだったはず。制限を設けることは残念だが仕方ない」と悔しさをにじませる。

SNSを開設

 再開にあわせて、SNSのTwitterを開設した。施設の空き情報を逐一発信することで、利用者がわざわざ電話をかけなくても情報を得られるようにした。

 5カ月の乳児を連れて来所した女性は、「コロナ禍で人と会えず、子育て仲間もできずに困っていたが、その分、SNSなどで情報を得るようになった」とネット上の情報の有用性を語る。

 これまで頻繁に行われてきた読み聞かせなどのイベントは開催できないが、専門家による相談会は再開している。「できる範囲で多くの人に利用してもらうため考えている。親子にとって楽しい場所でありたい」と施設長。工夫しながら親子のためを模索する。

鶴見区版のローカルニュース最新6

中小企業のDX・デジタル化支援へ補助金

中小企業のDX・デジタル化支援へ補助金

市、上限100万円と10万円の2コース

4月20日

みなとみらいで「スター・ウォーズ」の世界を体感

みなとみらいで「スター・ウォーズ」の世界を体感

4月26日〜5月6日、イベント多数

4月19日

三溪園 重要文化財の内部を期間限定で特別公開

西口でオープンカフェ

西口でオープンカフェ

21日 フードドライブも

4月18日

「ことりっぷ」が新しく

「ことりっぷ」が新しく

観光名所や飲食店を紹介

4月18日

ログハウスでこいのぼり工作

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

鶴見区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook