鶴見地区警察官友の会の会長に就任した 遠藤 一郎さん 馬場在住 73歳
愛する鶴見へ恩返し
○…鶴見警察署を側面から支える鶴見地区警察官友の会。「時には全国どこにでも駆り出される大変な仕事。周りのフォローが必要不可欠」。会には30年近く前に加入し、役員などを担ってきた。「長く携わってはきたが、会長という言葉を背負うと、背筋がピンとする。前会長に恥をかかすわけにはいかないしね」と気を引き締める。
○…生まれも育ちも鶴見。もともと鶴見中央に住んでおり、親は建設などの事業を行っていた。大の祭り好きで、幼い頃から町会の子ども神輿に参加。「夢中になれる感覚がたまらなくて」。20代後半から神輿の団体に所属。シーズンの際には毎週担いだ。鶴見神社氏子青年会の創設メンバーでもあり、現在も神輿の最後の飾りつけを担当。左肩には担いできた証のコブが残る。「祭りはやっぱり参加しないと」。地域活動は祭りだけにとどまらず、20年近く続く鶴見スポーツセンターでの正月の綱引き大会を企画したほか、様々な団体の役員も兼任。「鶴見に育ててもらったから恩返しだよ」。何事も実直にこなしてきた。
○…趣味はゴルフ。運動もかねて年に20回を目標に打ちに行く。飲み会が好きで2次会、3次会にも積極的に参加。休みない活動で病を経験してからは「ちょっとセーブしていこうと思ってね。コロナで強制的にステイホームになっちゃったけど」と苦笑する。
○…「鶴見は雑多で色んな人がいるから面白い」。質問すると次々と出てくる鶴見の魅力や歴史。そんな愛する地域の安全を守るのが警察官だ。「鶴見の友の会は県内でもかなり大きな規模。役員に若い人も増えてきた。もっと会員を増やしてできる幅を広げていきたい」。鶴見への恩返しのため、実直なリーダーが奔走していく。
|
<PR>