馬場花木園の旧藤本家住宅で8月1日、打ち水と梅シロップを楽しむイベントがあった。
旧藤本家住宅を含む古民家エリアは、昨年11月に一般開放された。以降、囲炉裏での火起こしなどのイベントを定期的に行っている。
開放以降、初めて迎える夏。7月下旬から主屋には風鈴やよしずなどをしつらえ、夏の風物詩を演出。その一環として、同企画を実施した。新型コロナウイルス感染症対策として、マスク着用や人数制限をしながらの開催となった。
シロップは、同園で採れた梅を使用。6月の教室開催時にシロップにしたものを約1カ月間寝かせ、3倍に希釈して振舞った。来園者は主屋の縁側でシロップを飲み、庭で打ち水を撒いて、夏の気分を味わっていた。
近隣に住む夫婦は、「よく来るが、中には初めて入った。縁側がほしくなった」と満足した様子を見せ、同住宅の金田正和館長は「今は障子の枠にすだれをはめ込んだ簀戸(すど)だが、10月には障子になる。季節感を感じてもらえれば」と話した。
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