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世界へ羽ばたく!国際コース 【3】 白鵬女子高校 伝統の"香道"を堪能 生徒ら 香りのゲームに挑戦
白鵬女子高等学校の国際コースの生徒が受講できる独自の教科「国際教養」。この教科は世界で活躍する人材育成を目指し、英語でのプレゼンテーションや日本文化の発信といったレベルの高い学びを実践している。
9月9日に行われた1年生の授業では、講師の西浦喜八郎さんが来校。室町時代に成立した日本独自の芸道「香道」の時代背景から、作法やマナーまでを教えた。
奥深さ実感
香道とは、東南アジアで産出される天然香木を楽しむもの。前半で生徒らは香道の歴史的背景を学び、後半では異なる種類の香りを聞き分ける「組香」を行った。
組香の時間で西浦先生は「香りはゆっくり息を吸ってお腹に落とすもの。嗅ぐのではなく音楽のように聞いてほしい。自分の体調や天候などで聞こえ方は変わる」と説明。実際に生徒らの前で香りを炷(た)き、2種類の香りを聞かせた。
生徒らは、香炉を左手の上にのせ、右手でカバーしながら組香に挑戦。「香りを聞くという概念はなかったので新鮮だった」「めったに嗅がない香りばかりで、パワーを感じた」と、日本伝統の奥深さを感じた様子だった。
西浦先生は「この時間を通して、香道に興味をもち、より学びを深めてもらえれば」と話し、国際教育部長の赤岡和典教諭は「異文化コミュニケーションで大切なのは相手の文化に興味を持つだけでなく、自分の文化を知ること、そして学び、発信していくこと」と語った。
■白鵬女子高等学校(鶴見区北寺尾4の10の13)【電話】045・581・6721
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こどもタウンニュースよこはま版4月8日 |
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