コロナ禍で減少した地域住民らとの面会機会を増やそうと、鶴見区の森健二区長が、地区連合会の定例会などを訪問している。18日から開始し、26日までに7連合会(下末吉、潮田中央、上末吉、潮田西部、豊岡、小野町、潮見橋)に出席。感染予防で縮小しているため受け入れが難しい連合会などを除き、10月中も訪問を続ける考えだ。
新型コロナが国内で拡大を始めた2月以降、自治会・町内会活動も同様にイベントなどを休止・延期しており、「皆さんに会う機会がほとんどない状態」と森区長は説明。「活動継続への感謝、また、話し合う姿を見ることで何かヒントを得たい」とし、区長自ら訪問企画を考案した。
集まりなく、我慢のとき
役員のみに縮小しながら、毎月継続していたという上末吉地区自治連合会(渡邊武会長)。区長が視察した23日の定例会には約20人が参加した。渡邊会長によると、連合行事はほぼ中止とし、「イベントが出来ないことが一番の悩み。今は我慢」と制限がある中での地域活動の難しさを吐露。区長は「地域の力なくして行政は回らない。何が出来るか一緒に考えたい」と呼びかけた。
25日には、豊岡地区連合会(木佐美信行会長)が、7カ月ぶりという全員そろっての定例会を実施。出席した森区長は、各部会の報告に耳を傾けた。森区長は「活動の制約がある中でも、前向きに出来ることをしてくれている。本当に心強い。行政としても可能な限り支援したい」と話した。
|
<PR>
鶴見区版のローカルニュース最新6件
|
|
鶴見のタグ2チームが市長表敬4月18日 |
|
|
ログハウスでこいのぼり工作4月18日 |