年々減少傾向にある区内の自治会・町内会加入率を上げようと、鶴見区が現在、区による重点的な支援を行う「加入促進モデル町内会」を募集している。
加入促進をより積極的に行いたいという自治会・町内会を「加入促進モデル」と位置付け、区が支援する事業。「町内会活動は地域活動の根幹」として、これまでも区全体で支援を行ってきたが、個別に募集して実施するのは初の試み。支援は今年度中に行われる。
きっかけは減少する会員数。区によると、直近5年の加入率は、2015年の78・7%から毎年約1%ずつ減少。昨年は74・3%だった。区担当者は、一方で鶴見区の人口が増加していることに触れ、「分母が増える分、減少幅が大きくなっている」と懸念を示す。
自治会・町内会は、横浜市広報の配布をはじめ、市民にとって行政サービスを受けるための入り口となるケースが多く、会員減少は行政としても情報がスムーズに行き渡らなくなる恐れもあり、歯止めをかけたい考えだ。
支援の例は、新築マンションへの加入の声がけ、ホームページ作成やSNSなどを活用した各種広報、ICTの導入など。応募は10月9日までに、鶴見区自治連合会ホームページにある応募用紙に必要事項を記入のうえ、メールまたはFAXで鶴見区役所地域振興課【FAX】045・510・1892、tr-chishin@city.yokohama.jpへ申し込む。問い合わせは同課【電話】045・510・1687。
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