密避け啓発、試行錯誤
鶴見区役所の正面入り口側の1階階段に、火災予防のための階段広報がお目見えした。
階段広報は、蹴り込み部分にイラストなどを配置し、一枚のポスターのように見せるもの。
11月9日から15日までの期間で行われる秋の火災予防運動を受け、鶴見消防署が実施したものだ。コロナ禍で広報機会が減少する中、署員らのアイデアで実現した。区役所の階段を活用するのは初めてという。
従来の運動期間中は、啓発品などを駅前などで直接配布して注意を呼びかけてきたが、新型コロナの影響で密を避けるために中止。イベント時の広報もできず、現在は駅や店舗の協力で行う音声放送、街頭へののぼり旗設置などで啓発している状況という。
10月27日現在、今年の区内での火災件数は43件で前年比21減。出火原因としては、たばこが最も多く、12件(同2件減)となっている。同署は「寒くなるこれからの時期は、さらに注意が必要。予防を意識してほしい」と話している。
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つるぎん27日に4月25日 |
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