生麦第二地区連合会(杉浦節子会長)の「ふれあい防災訪問」が11日に始まり、鶴見消防署岸谷出張所で出陣式が行われた。
ふれあい防災訪問は、13の単会から成る同連合会内に住む、75歳以上と単身世帯、日中独居の高齢者宅を訪問。特に火災予防を呼びかけてまわる取組。毎年、冬本番前のこの時期に実施され、今年で22回目となる。
今年は、75歳以上や独居世帯など合わせ、計1453軒を訪問予定。訪れるのは民生委員・児童委員、婦人部員、家庭防災員ら153人が担当する。
きっかけは23年前、地区内で2件発生した火災死亡事故。「何かしなくては」と住民らで話し合い、独自の取組が始まったという。
今年は新型コロナウイルスの影響もあったが、「22回続く恒例行事。中止ではなく続けようとみんなで議論した」と同会防災部長の齋藤健一さん。訪問は例年どおり行うが、訪問先の世帯が対面を希望しない場合は無理強いせず、インターホン越しに声掛けをするのみと決めた。
縮小して開かれた11日の出陣式には、鶴見消防署の下枝昌司署長らも参加。岸谷第一自治会婦人部長の榎本まき子さんが、「減災への意識を高め、安全・安心のできる町づくりのため、防災訪問を実施することを誓う」と防災訪問宣言を実施した。訪問は12月10日までに行われる。
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