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少年補導員 リモートで防犯教室 放送室から映像で

教育

掲載号:2020年11月26日号

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テレビと黒板を使って学ぶ児童(上)と放送室の様子
テレビと黒板を使って学ぶ児童(上)と放送室の様子

 鶴見警察署少年補導員連絡会(藤澤修会長)が11月19日、市場小学校(けやき分校含む生徒数1533人)でリモートの防犯教室を行った。コロナ禍で児童を一カ所に集められないことから、同会が工夫して実現。放送室から各教室の大型テレビに動画や講義を映しながら、啓発を行った。

 少年補導員は、青少年の安全な暮らしや健やかな成長を守るための警察ボランティア。警察署長から委嘱を受けて活動している。

 同会は毎年、区内22校の公立小学校をメインとし、全校児童に向けて防犯教室を開催。これまで、低学年、高学年に分け、体育館に児童を集めて実施していた。

 今年は、密を避けるため活動を自粛。6月に学校が再開してからは、実施できる方法を模索し、9月から学校によって配信の仕方を工夫しながら再開した。鶴見小や上末吉小などで実施し、同校は4校目となった。

 当日は、補導員らが講師となり、3・4年生に向け、コンピュータネットワークを悪用するサイバー犯罪について解説。チャットでの言葉遣いによるトラブルなどを事例を交えて伝えた。1・2年生には万引きなどの犯罪について「盗った品物を返したら犯罪にならないか」など、質問を投げかけながら講義した。けやき分校に通う5・6年生は資料を活用しながら、後日学ぶ予定だ。

試行錯誤続く

 各教室では、映像だと頭に入りづらい子どももいると、担任が黒板に書きながら講義を受ける様子が見られた。同校の教諭は「黒板で講義を振り返ることができるのはメリット」と話す。

 質問を投げかけた後、各教室では児童の意見を聞く時間を設ける。そのため「質問と答えまでの時間の長さなど原稿を調整した」と藤澤会長。学校によって設備環境が違うため、リモートができない場合もあり、人数制限をして実施している所もあるという。藤澤会長は「今後も学校に合わせて試行錯誤していきたい」と意欲を見せた。

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