区内を中心に奉仕活動を行う横浜鶴見西ライオンズクラブ(菊池久仁恵会長)が11月28日、神奈川県赤十字血液センターと協力し、鶴見駅西口で献血活動を行った。
同クラブは、毎年夏にほおずき市というチャリティーイベントを開催するなど、地域活性のための活動を行っていた。
今年は、コロナ禍で様々なイベントなどが中止になった。その分、これまでも行ってきた献血奉仕活動を強化。鶴見駅などが主だったが、9月には初めてイトーヨーカドー鶴見店と協力し、同店舗前でも実施。今回で今年7回目の活動となった。
当日は、参加したクラブのメンバーが旗を持ちながら通行人に協力を呼び掛けた。34人を受付け、採血量は12,600ミリリットルとなった(献血できなかった不適数を除く)。
血液が足りない
センターによると、コロナ禍で外出を控えることなどから献血を受ける人が減っているという。4月の緊急事態宣言中は活動の7割以上が中止になった。11月に入ってコロナ感染者数が増え、再び血液が減ったことに加え、春に先延ばしにした手術などが重なり、11月下旬には在庫がかなり少ない状態になったという。センターの松尾潔志さんは「献血は不要不急ではない。止めるわけにはいかない」とし、菊池会長は「できないことも多いが、できることをやっていきたい。少しでも力になれれば」と意欲を見せた。
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