関東運輸局・神奈川運輸支局が主催する交通バリアフリー教室がこのほど、旭小学校=北寺尾=で開かれた。
同取組は、障がい者などの疑似体験や介助体験を通じたバリアフリーへの理解促進、ボランティアへの意識醸成を目的とし、毎年行われているもの。
昨年は神奈川県全域で10回ほど実施されてきたが、今年はコロナ禍で中止が続き、同校で3回目となった。
当日は点字の学習などをしている4年生138人が参加した。鶴見中央の東宝タクシー(株)なども協力し、校庭にユニバーサルデザインタクシー(以下、UDタクシー)2台を用意。児童らは、同級生の乗った車いすを押してUDタクシーにのせるなどの体験をしながら、バリアフリーを学んだ。体験した児童は、「車いすを押す時、人が乗っていると思うと責任感を感じて緊張した」と感想を述べた。
同支局は、「目隠しをして公共バスなどに乗り込む体験など、毎回工夫をしている。心のバリアフリー社会の実現に近付ければ」と話した。
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つるぎん27日に4月25日 |
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