(公社)鶴見法人会青年部会部会長として活躍する 野路 晶基さん 尻手在住 43歳
挑戦が生む楽しさを求め
○…「一年ほど前以来」。研修として実施した元プロ野球選手との対談企画。コロナ禍、事業が中止となる中で始めたYouTubeで会員向けに配信する予定だ。本来なら40周年の記念すべき年度だった。志願した部会長の大役。次の10年に向け、変革のスタートのつもりだった。同じく節目の神奈川県法人会連合会青年部連絡協議会の会長も務め、県連も変えてやろうという気概だった。「コロナが憎い。でも過去を切り替えるチャンス」と前を向く。
○…芸能事務所を運営する父と、喫茶店を経営する母のもとで育った鶴見っ子。高校卒業後、芸道を目指すも、生活のためと始めた運送業が気づくと本業に。「バイトなのに依頼が増えて。人柄ですかね」。茶目っけたっぷりに笑う。「自分でやってみろ」と父に言われ、27歳のとき車一台で起業。何もわからないまま、転がりながら進んできた。「親に感謝ですね」。当たり前にあった個人事業主の背中。それが今につながる。
○…祭り好き。参加した鶴見神社氏子青年会で、法人会青年部会に誘われた。実は起業時から入会していた法人会。「何やっているか知らなかった」と苦笑するが、青年部会に入り10年、海外研修以外は無欠席だ。「とにかく面白い。人脈も増える」。コロナ禍でも交流をと始めたYouTubeでの配信。「編集作業など、こういうの好きだったんだとわかった」とどハマり中。
○…まずやってみるが信条。壁にぶつかりながら、会社も60人のドライバーと契約するまで大きくした。面白いかどうかが原動力。鶴見のミスコン、動画での魅力発信など、やりたいことはたくさんある。前例がなくとも、変える勇気を持って、率先して地域の先頭に立つ。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|