コロナ禍を生きる鶴見の女性たちに向けて作られた冊子「つるmina」(つるみ〜な)がこのほど発行され、パン店のエスプラン=鶴見中央=や斉藤書店=佃野町=など、鶴見区内の飲食店や郵便局、書店などに5千部配架されている。子育て中の女性の交流の場づくりなどを行う(一社)スマート・ウィメンズ・コミュニティ(東美智代代表)が企画・制作。
この冊子は、ゲストハウスを主催している同法人メンバーの「会話相手を求めて一人で泊まりに来る女性が多い」という話から始まった。コロナ禍で孤独を感じる人が多い中、冊子を通じたコミュニティ形成や心の支えを作ることなど目的とする。
記念すべき初版となる今回の号は、大本山總持寺に取材。「ウィズコロナの日常もこころ健やかに生きるヒント」というタイトルで、仏教の教えや、コロナの受け止め方などについて書かれている。その他、女性の仕事や起業を応援するイベント情報、悩みを相談できる窓口の問い合わせ先などが記載されている。表紙のデザインは子育てママのメンバーがデザインした。
今後は、3カ月に一度程度の発行を目指し、取材に協力してくれる市民記者も募集する予定。
東代表は「鶴見には温かい人がたくさんいる。一人で不安にならないよう、つながりを作る一助になれば嬉しい」と話す。
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