鶴見消防署は、横浜市内で今年に入り住宅火災による死者数が増加していることを受け、注意喚起を行っている。
同署によると、1月末時点で住宅火災による死者は4人となっており、昨年一年間の12人と比較し、すでに33%に及ぶ状況だ。
また、4人全員が65歳以上の高齢者で、うち3世帯で住宅用火災警報器が未設置だったことを指摘。火災を早期発見して迅速に避難できるよう、住宅用火災警報器の設置と定期的な点検、10年を目安に交換することなどを呼びかけている。
例年2月までの冬期にかけて火災件数が増加しており、過去5年間の主な出火原因はたばこ(19%)、コンロ(18%)、ストーブ(14%)が上位を占めた。たばこは完全に火を消してから捨てる、コンロは火を付けたらその場を離れない、ストーブの周囲には燃えやすいものを置かないなど火の取り扱いに十分注意することが重要となる。
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