鶴見小学校3年4組の児童による鶴見銀座商店街(ベルロードつるみ)のオリジナルキャラクター「にじベルくん」が、このほど誕生した。すでに人形づくりなども始まっており、「活性化のために活用したい」と商店街関係者らは話す。
オリジナルキャラクターづくりは、総合学習の授業の一環として実施されたもの。これまでも同商店街の協力で、さまざまな学年が地域のことなどを学んできた。
今回、まちとの関わりから学ぶ内容を決める中、児童から「いつもお世話になってばかり。自分たちで力になれることがしたい」と声が上がり、インタビューを敢行。新型コロナウイルスの影響で売上が減っている現状などを知ったうえ、キャラクターづくりの要望もあったことから実現した。
魅力調査し集約
児童らは制作に向けて商店街の魅力などを調査。一人一案考え、話し合いながらアイデアを集約。4案に絞った。
「にじベルくん」は、最終4案から商店街会員の中でアンケートを実施して決定。ベルロードのシンボルである門を虹で表現し、愛称であるベルもあしらった。
児童たちは、「雲に乗ってまちを見守り幸せを運ぶ」「笑っている店員さんをイメージした笑顔」などとポイントを挙げている。
同商店街の副理事を務めるエスプランの塩田一善さんは「どのキャラクターも商店街が元気になる思いがこめられていて感動した」とコメント。完成した「にじベルくん」は、コロナ収束後のイベントなどで活用していくとし、「子どもたちが大きくなってもずっと使える。大事にしたい」と塩田さんは話した。
人形などにも活用
今後、児童は「にじベルくん」をいかし、商店街の魅力を紹介する動画作成、商店街内での放送などを展開していく予定。プラバンでキーホルダーも作成中で、商店街でもぬいぐるみ仕様のマスコット人形の制作が進んでいるという。
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