新電力会社のアーバンエナジー(株)=末広町=による「創電割®」を活用した循環型エコシステムの取組がこのほど、横浜スタジアム=中区=に導入された。
電力の地産地消
アーバンエナジーは、JFEエンジニアリング(株)の子会社。同社は2017年から横浜スタジアムへ電力を供給していた。創電割®とは、アーバンエナジーが廃棄物から発電した電力を買い取り、廃棄物の発生元施設へ供給する場合に、廃棄物量に応じて電力料金を割り引くサービス。
今回の取組は、横浜スタジアムで排出されたペットボトルやプラスチック容器などの廃棄物をリサイクル企業の武松商事(株)=中区=が収集・運搬。JFEエンジグループのJ&T環境(株)=弁天町=が運営する廃棄物処理施設で焼却・発電された電力をアーバンエナジーが買い取り、横浜スタジアムへ供給する。電力の地産地消になり、環境に配慮した取組だ。
プロ野球場では初
「電力そのものの差別化は難しい。どのようにして作られたか、工程が注目される」とアーバンエナジーの担当者。今回、創電割®の提案が持続可能な開発目標「SDGs」達成に資するものとして採用された。創電割®はこれまで、ホテルやおもちゃ会社などで導入されてきたが、プロ野球場は初めて。横浜スタジアムは「環境への配慮は大切。できることから少しずつやっていければ」と話し、アーバンエナジーは「今後も環境に配慮したサービスの拡充を図っていきたい」と話した。
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