神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2021年6月3日 エリアトップへ

新明和工業(株) 電気ごみ収集車普及へ協定 厚木市、三菱ふそうと

社会

公開:2021年6月3日

  • LINE
  • hatena
(左から)三菱ふそうトラック・バスのハートムット・シックCEO、小林厚木市長、新明和工業の小田浩一郎常務
(左から)三菱ふそうトラック・バスのハートムット・シックCEO、小林厚木市長、新明和工業の小田浩一郎常務

 区内尻手に東京本部をかまえる新明和工業(株)(五十川龍之取締役社長)はこのほど、厚木市、三菱ふそうトラック・バス(株)と電気(EV)ごみ収集車の普及・促進に関する協定を締結した。厚木市で2022年3月にEVごみ収集車1台を導入し、実際のごみ収集作業から様々なデータを集積・提供することで開発に寄与する。新明和工業は、収集車のごみを積み入れて圧縮する機械装置部分を担当する。

 厚木市は、循環型都市の実現や脱炭素社会、および2050年のカーボンゼロをめざしており、その一つとして公用車の低公害化に長年取り組んできた。

 今回の協定はその次のステップとして、EVごみ収集車を導入することで、市場に流通していないEVごみ収集車の開発を後押しし、普及促進を図る。導入は、全国では川崎市、所沢市、大阪市に次いで4例目となる。

SDGsに貢献

 新明和工業(本社=兵庫県)は輸送用機器メーカー。社会課題の解決とSDGsへの貢献に力を入れており、特装車事業部では製品で使用する環境負荷物質の低減などに取り組んでいる。同社は「取組ではこれまでの実績を活かせると考えている。SDGsに資するものとして重要な一歩であり、鋭意推進していきたい」とした。

作業効率の向上も

 導入後は実際に厚木市内のごみ収集作業をしながら、坂道の走行や”ストップ&ゴー”を繰り返すごみ収集車特有の走行、収集したごみの巻き込みなどに使用する電気量や走行状態などのデータを集積して提供する。

 また収集ルート算出のデジタル化も図り、作業効率の向上もめざす。市によると現在は、紙の地図データと運転手の経験則に頼り、作業を進めているため、新たなごみ集積所が追加された際などに取り残しが発生してしまうことがあるといい、そうした課題の解決にもつながると考えている。

鶴見区版のトップニュース最新6

国土強靭化の先導事例に

市場西中町防災対策

国土強靭化の先導事例に

住民主体の取組みを評価

4月25日

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月25日

初挑戦で金賞受賞

佃野町「楽匠」

初挑戦で金賞受賞

「からあげグランプリ」で

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

鶴見区、50年後も30万人超

横浜市人口推計

鶴見区、50年後も30万人超

市全体は約2割減

4月11日

市が基本構想を策定

豊岡小再編整備

市が基本構想を策定

2032年度以降の竣工めざす

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

鶴見区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook