新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場の一つ、鶴見スポーツセンターでの接種日が、済生会横浜市東部病院などの協力により、6月14日から毎日実施されることがわかった。毎日、午前午後とも実施する集団会場は市内で初のケース。「鶴見区内の接種頻度の底上げにつながる」と区担当者らは話す。
鶴見区の集団接種会場は、メインとなる鶴見公会堂と同センターの2カ所。公会堂は週4日(水・木・土・日)で鶴見区医師会の医師らが協力している。
もともとスポーツセンターも医師会が出向会員を増やして対応予定だったが、東部病院側が協力を提案。汐田総合病院の協力もあり、同センターの接種を東部病院、汐田総合病院の医師と看護師で担当する形になった。
当初週5日だった日程は、東部病院の三角隆彦院長が「住民の接種率を上げるのは当院の使命」と、病院スタッフらの理解を得て全面協力を決定。これまで開かれていなかった土日についても、19日分から開始し、毎日の接種が実現した。
協力を申し出た三角院長は、3月から始まった医療従事者の先行接種を受け、「以降、職員の感染もなく有効性を実感している」とコメント。「鶴見区で感染者を減らすには、より多くの人に早く打つ必要がある。早く一般診療に戻せるようにしたい」と話した。
鶴見区医師会の芝山幸久会長は、「個別接種もはじまる中、鶴見区は比較的スムーズな動きだ。日ごろから、医師会員、中核病院らと連携を円滑にしている賜物。協力に感謝したい」と話した。
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つるぎん27日に4月25日 |
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