県政報告ひでしの「実績で勝負」60 保護犬・猫の譲渡を円滑にマッチングサイトが実現 公明党 鈴木 ひでし
令和元年6月の県議会定例会で、「ホームページを活用し、神奈川県動物愛護センターで保護されている犬や猫の譲渡をよりスムーズに発信する仕組みを」と提言したところ、このたび、新たに県ホームページにマッチングサイトが完成しましたので報告します。
発信強化を訴え
神奈川県動物愛護センターでは、令和2年度も保護された犬と猫の殺処分ゼロを継続することができました。これは、ボランティアの皆様の懸命な活動や、保護された犬や猫を家族として迎えてくださった方々の温かい思いのおかげです。
こうした新たな飼い主探し、いわゆる譲渡を推進するためには、犬や猫の治療、人に馴れるためのしつけなどをしっかりと行っていくことはもちろんのこと、保護している犬や猫をより多くの人々に見てもらう機会を充実させることが重要です。
県では、ペットのいのちを救いたいと考える方々からの寄附を財源に「かながわペットのいのち基金」を平成30年度に設置し、これまでに合計で1億円を超える多額の寄附をいただき、譲渡の推進に活用していますが、より効果的な活用が望まれます。
私は、令和元年6月の県議会定例会一般質問で、犬や猫を飼ってみたいと思っている方が、直接、センターまで出向かなくても、ホームページ上に、保護されている犬や猫を家族として迎えたくなるよう具体的な情報を掲載するなど、工夫して発信することで、新たな飼い主が見つかる機会がもっと増えるのではないかと提言しました。
黒岩知事は、「より幅広い方々にアピールして、県が保護する犬や猫の譲渡先を広げていくため、ホームページの充実を図りたい」、「県のホームページ上で、保護された犬や猫を見ていただき、譲受けを希望する方の条件等を入力することで、マッチングできる仕組みなどを検討する」と答弁しました。
動物愛護先進県に
本年3月、デザインも一新し、リニューアルされた県動物愛護センターのホームページでは、保護された犬や猫の譲渡を推進するため、希望する犬や猫の年齢、性別、種類、体格、性格から検索できるマッチングサイトができました。提言した時には、このコロナ禍での状況は想像すらしていませんでしたので、今となっては非常にタイムリーな提言をしたと、私も嬉しく思っています。
今後も、神奈川県が動物愛護の先進県として全国の牽引役となれるよう、様々な角度から活動してまいります。
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