東寺尾の聖ヨゼフ学園中学校(多田信哉校長=人物風土記で紹介=)が8月3日、4日の二日間、恒例の地域公開教室を開いた。
この教室は、「学校のことを知ってもらいたい」という思いのもと、7年以上前から地域住民向けに実施されているもの。昨年はコロナ禍で中止となり、2年ぶりの開催となった。
感染対策を徹底
毎年、カルメ焼きやパン作りなど、6つの教室が開催され、生徒たちも手伝いで参加していたが、今年はコロナ禍で制限。コースターや消しゴムはんこ作りなど、飲食を伴わないものだけとし、教えるのは教諭のみ。部活などで来ている生徒たちと、来校者の導線が被らないよう使用教室なども考えながら企画した。用意された4つの教室は早い段階で満席となった。
開催当日、はんだごてを使った電子工作の授業では、LED点減回路を搭載したキットが用意された。子どもたちは、同校の教諭から電流に向きがあることを学びながら、慣れないはんだごての作業に挑戦した。参加した小学校6年生の児童は「初めてはんだごてに触って楽しかった」と振り返り、一緒に参加した母親は「コロナ禍で体験などできない中、こういった教室があるのはありがたい」と喜んだ。
同校は「人と人との触れ合いで生まれるものはある。やはり対面でやりたかった。そのために感染対策を徹底し開催にこぎつけた」とし、「学校を知ってもらえる良い機会になれば」と話した。
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