駒岡の常倫寺(上原良廣住職)の境内にこのほど、胎内堂という納骨堂が完成した。
胎内をイメージ
この胎内堂は、墓じまいを選択する人が増えている背景から、本堂で預かる遺骨の数が増え、新たな納骨堂の必要性を感じていた同寺が製作。
境内にあるご神木の乳母銀杏にちなんで、母親のお腹の中をイメージして作られており、祀られている釈迦如来像は、2018年の台風時に折れてしまった同木の上部で彫られている。
換気ができないため、胎内堂で線香をあげることはできないが、中に入ると灯りがともる。参拝は誰でも可能で24時間、365日いつでもできる。堂内にある鐘のひもは、へその緒がモチーフとなっており、参拝者が鳴らすことができる。
上原住職は「母親の懐に入ったような安らぎと、生まれた時のように初心を忘れないように願い、参拝してもらえれば」と話す。
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