業務委託せず接種環境整備
横浜建設業協会(山谷朋彦会長)は現在、会員企業の希望者1000人に向け、新型コロナウイルスのワクチン接種を実施している。神奈川県内で建設業団体で職域接種を実施するのは、同協会が初めて。
同協会は、市内建設業者300社以上の会員で構成。鶴見区会は、24の企業が所属している。台風や地震など自然災害の発生時には、横浜市との災害協定により緊急出動を行っている。
今回の職域接種は、コロナ禍でも現場に出る必要がある従業員の命を守るため、同会として職域接種の新規受付が停止する6月25日より前に職域接種を申し込んでいた。
8月上旬にワクチンのキャンセル分が発生した関係で、千人分を確保し夏季休暇中に予約システムや接種会場、医師、看護師、薬剤師などの手配を業務委託せずに同協会の担当役職員で行った。
8月29日以降、同協会の会員希望者が金沢区の京浜健診クリニックで毎週日曜日に接種を行っており、10月17日まで実施する予定となっている。
市歯科医師会と協力
鶴見工業会が9月18日と19日、会員企業の従業員や家族らを対象に新型コロナウイルスワクチンの職域接種を県歯科医師会館=中区=で行った。
きっかけは、職域の条件となる1000人規模の接種に向け、神奈川工業会から呼びかけがあったこと。
モデルナ製ワクチンを確保し、事前に申し込みのあった1350人に1回目の接種を実施。市歯科医師会の協力で加盟歯科医師が打ち手を担当し、予診を終えた来場者の腕に次々と接種した。2回目の接種は10月中旬に行う予定。
40代の男性は「地元の金沢区で予約したが接種日が遅くキャンセルして職域接種に申し込んだ。1日も早く打ちたかったのでこのような機会はありがたい」と話した。
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