鶴見区はこのほど、民生委員や児童委員といった地域で見守り活動を続ける人たちに向けた冊子「コロナ下の見守り活動ヒント集」を作成した。ヒント集は、区内地域ケアプラザなどで配架されている。
新型コロナ発生以降、対面での活動が制限を受ける中、民生委員らから見守りに対する不安や悩みが聞かれたことが作成のきっかけ。実際に工夫しながら動いている地域などを調査し、ヒントとしてまとめた。
ヒント集では「個人の活動」「地域の取組」の2つの場面を想定。それぞれの場面でできる工夫について、イラストを交えてわかりやすく解説している。
個人活動では、「訪問時に手紙やメモ・メッセージカードなどを渡す・投函する」「電話をかけて最近の様子を伺う」など、訪問時や訪問以外でできることを紹介。地域では、屋外や回数分散、オンラインといった居場所などの運営方法、グッズの活用なども提案。地域の交流の場がなくなってもできる工夫として、参加者へはがきを出したり、SNSなどを活用した見守り仲間での情報共有にも触れている。
作成した鶴見区は、新型コロナ感染に対する不安には個人差があるとした上で、「活動は強制できるものではないので、色々な方法があることを知ってもらい、できることを進めてもらえれば」と話す。
A3サイズ2つ折り4ページ。1500部印刷し、区内地域ケアプラザと福祉保健活動拠点で配架しているほか、各自治会にも配布予定。鶴見区ホームページからもダウンロードできる。問い合わせは鶴見区福祉保険課【電話】045・510・1826。
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