県政報告ひでしの「実績で勝負」63 道路の不具合を通報するシステムの導入が実現 公明党 鈴木 ひでし
令和元年6月県議会定例会で、「シビックテックの推進に向けた県民からの道路情報通報システムの導入」を提言したところ、このたび、県が管理する道路において通報システムが導入されましたので、ご報告します。
シビックテックとは
「シビックテック」とは、シビック(市民)とテクノロジーを掛け合わせた言葉で、市民が主体的に行政と連携し、テクノロジーを活用して、社会課題を解決したり、生活の利便性を向上させるための取組です。
より安全で効率的な道路管理のために
道路は、誰もが利用し、私たちの日常の生活などを支える一方、安全に通行できることが常に求められています。
道路管理者は、パトロールなどを実施し、道路に破損があった場合などは処置を行っていますが、さらに、道路を利用される市民の皆様からの情報を活用していくことで、より安全で、効率的な道路管理が可能となると考え、こうした通報システムの導入を県議会定例会で提言しました。
スマホアプリ導入
この提言を受け、県では、今年9月に、スマートフォンアプリを使った通報システムを導入しました。
導入された「My City Report」というアプリでは、市民の皆様が、舗装の穴ぼこやガードレールの損傷などを発見した場合、撮影した写真で通報していただき、通報していただいた方には、プッシュ通知で受付済、対応中、補修などの対応完了といった対応状況をお知らせします。
こうした対応状況は、アプリの地図上で個人情報を伏せて表示されますので、県の道路管理といった行政サービスの見える化も図られます。
私たちの道路をみんなで見守ろう
道路には、高速道路や国道、県道、市町村道などがあり、国道も、区間によって、国、県、政令市がそれぞれ管理しているなど、通報しようとする道路が、誰が管理しているのかが非常に分かりづらいものとなっています。
このたび県が導入したアプリでは、県管理道路にしか通報はできませんが、県管理道路以外に通報しようとした場合、アプリの位置情報で、例えば「ご連絡をいただきました道路は、横浜市役所が管理する道路になりますので、次の土木事務所までご連絡をお願いします」などと、県内の道路管理者の連絡先が表示されます。
こうしたアプリは全国的にも初めての試みとのことで、アプリを利用すれば、その道路が、誰が管理しているのかも分かりますので、是非、ご活用下さい。
これからも、様々な角度から、地域の安全、安心の実現に向けて、活動してまいります。
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