ひきこもり支援説明会
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東寺尾周辺の自治会や寺尾小学校おやじの会などからなる「ふるさと寺尾実行委員会」が11月13日、白幡神社で境内清掃や焼き芋のイベントを行った。これまで整備がままならなかった神社を地域ぐるみで綺麗にしようという取組。関係者は「昔から地域で守ってきた神社。みんなで綺麗にしたい」と話す。
白幡神社は、宮司が不在で神事などは東神奈川にある熊野神社の宮司が行う。自治会の会長などからなる奉賛会が主体となり行事などを行い、神社に住む管理人の久保夫妻が境内の清掃や参拝者の案内をする地域に支えられた神社だ。
境内に多数生える木の整備が必要だが、奉賛会の会員の高齢化もあり、業者への依頼などで年間百万円ほどを見込んでいた。しかし、神社の収益はほとんどが駐車場の管理費や地域の寄付などで成り立つため、苦しい状況があった。そこで、久保夫妻が「地域の方の力を借りてみんなで綺麗にできないか」と、実行委員会や奉賛会に協力を依頼し、今回の企画が実現した。
広がり生まれ
当日は、境内清掃の後に、焼き芋やどんぐりを使ったクラフト企画を用意。定員の80人を超えた申し込みが殺到し、20人ほど断ったという人気ぶりだった。
さらに、交流のあった上寺尾小学校おやじの会がキャンプファイヤーのイベントを学校で行うことから境内の木を伐採。切った木材はイベントに活用されることになった。そのほか、企画を知り、造園の専門家が手伝いに来るなど、様々な広がりが生まれたという。
実行委員会の小峯宏秋代表は、「イベント時などにお世話になっている神社。断るわけにはいかない。今後は季節ごとに開催していけるといい」と展望を話す。
管理人の久保けさよさんは「本当に助かった。整備されることで何より子どもたちが安全に遊ぶことができる。人の力はすごい。神社は敷居の高いと思われがちだが、こういったきっかけで馴染みができると嬉しい」と感謝した。
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