「おじいちゃんおばあちゃんの家みたいに、温かい場所を」――。レアールつくの商店街の喫茶ラズベリーが12月19日、同店で「かえでこども食堂」をオープンする。同店を営む高内夫妻は「特別じゃなくて、気軽に来られるところにしたい」と話し、開設の準備を進めている。
鶴見駅の東口でスナックを営んでいた高内左枝子さん=人物風土記で紹介=と、今も居酒屋を経営している満さん。縁あって35年以上続いていたラズベリーを今年の2月に受け継いだ。
離婚経験のある左枝子さんは、子どもに辛い思いをさせたのではという思いやコロナ禍で殺伐とした雰囲気を感じていたことからこども食堂の開催を考えており、知り合いなどの協力も得て今回、初めてオープンすることとなった。左枝子さんは「チラシを作ってくれたり、周りの人が協力してくれて有難い。人に恵まれた」と感謝し、「見栄を張らずにできる範囲でまずは試してみたい」とする。
月一回定期的に
ラズベリーの看板犬から名前をとった「かえでこども食堂」。開催は毎月一回を予定している。19日は、午後4時から6時。メニューはカレーライスとデザート。料金はこども100円、大人300円。定員20人。あみだゲームなども用意し、クリスマス会も同時開催する。事前予約制。アレルギーなどがある際は申告が必要。高内夫妻は「開催してあげるのではなくて、逆にパワーをもらうはず。みんなで和気あいあいできるといい」と期待を込める。申込、問い合わせは【電話】045・582・9218
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