神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2021年12月9日 エリアトップへ

防犯指導員佐々木さん 歴30年で藍綬褒章 「影の活動に光」

社会

公開:2021年12月9日

  • LINE
  • hatena
褒章などを贈られた佐々木さん
褒章などを贈られた佐々木さん

 長年にわたり防犯指導員を務める佐々木一夫さん(91・下末吉在住)が、先ごろの秋の褒章で藍綬褒章を受章し、12月3日、鶴見警察署で伝達式が行われた。防犯指導員の受章は区内で初めてという。

 防犯指導員は、地域の防犯、各種啓発に取り組むボランティア。地区連合会ごとに原則一人が推薦され、警察署長、防犯協会長からの委嘱を受けて活動する。

休まず継続

 佐々木さんは、1991年に委嘱を受けた歴30年になるベテランの指導員。活動継続25年となった2016年には、警察庁長官と全国防犯協会連合会会長から贈られる防犯栄誉金章を受章している。

 これまでに、鶴見防犯指導員連絡会の会長を務めた経験もあり、地域の安心・安全のために尽力してきた。

 自営業のかたわら続けてきた活動は、「ほとんど休んだことない。生まれ育った鶴見のためかな」と佐々木さん。

 町会に情報を持ち帰り啓発することが、防犯の住民代表的役割だという指導員の仕事。「影の存在。裏方だよ」としつつ、「これで少しは光があたるかな。一生懸命活動する皆さんのおかげでもある」と受章を喜ぶ。

 同協議会の小澤稔会長は、鶴見の指導員として初の受章に、「誇らしく思う。みんな喜んでいて、励みになる。今後も佐々木さんには、若い人たちにも防犯の大切さを教えてもらえれば」と話した。

鶴見区版のトップニュース最新6

国土強靭化の先導事例に

市場西中町防災対策

国土強靭化の先導事例に

住民主体の取組みを評価

4月25日

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月25日

初挑戦で金賞受賞

佃野町「楽匠」

初挑戦で金賞受賞

「からあげグランプリ」で

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

鶴見区、50年後も30万人超

横浜市人口推計

鶴見区、50年後も30万人超

市全体は約2割減

4月11日

市が基本構想を策定

豊岡小再編整備

市が基本構想を策定

2032年度以降の竣工めざす

4月11日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

鶴見区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook