鶴見小学校を拠点に活動する鶴見タグラグビークラブのトップチーム「鶴見鳳凰」が、先ごろ行われた第18回全国小学生タグラグビー大会神奈川県予選で準優勝に輝き、1月10日、相模原ギオンフィールドで予定されている南関東ブロック大会への出場権を手にした。「優勝で全国大会へ」と子どもたちは意気込んでいる。
タグラグビーは、タックルの代わりに相手選手の腰に付けたタグをとるラグビー。身体接触や地面に倒れるプレーが少ないのが特徴だ。
鶴見タグラグビークラブは、鶴見小学校の児童54人が所属。2018年に発足し、今年は夏、秋、冬の県大会を制し、今大会でも準優勝。上位2チームが出場権を得る南関東ブロック大会への出場を決めた。昨年の同大会も準優勝で南関東へ出場予定だったが、新型コロナの影響で大会が中止となっていた。
悔し涙糧に
「全国優勝」を目標に一年間をスタートした同チーム。県予選では、初戦こそ辛勝だったものの、準決勝までには自分たちのリズムを取り戻し決勝まで駒を進めた。
対戦相手は、前回大会優勝の横浜日野タグラグビークラブ。前後半を終え3対3の同点で決着がつかず、サドンデスの末、3対4で惜敗。全員が悔し涙を流した。
キャプテンの福川右衣斗さんは「南関東出場は嬉しい。今度こそ日野に勝って、ブロック優勝したい」とし、副キャプテンの佐々木音緒さんは「決勝の敗戦を無駄にしないように、全員が笑って終われるようにがんばりたい」と意気込む。
同校教諭でクラブの代表を務める久島拓也さんは「選手たちのたゆまぬ努力と保護者や地域の方々の手厚いサポートのおかげ。全国へ向け、チーム一丸で楽しみたい」と話している。
なお、同予選でセカンドチームの鶴見孔雀が3位入賞を果たしている。
※新型コロナの影響で大会中止の可能性あり
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