入船公園(菅野光喜所長)=弁天町=の管理事務所前に今年の干支である虎の実物大モニュメントが飾られた。
作品は、菅野所長の手作り。公園に干支のシンボルをと、剪定木などをカービングチェーンソーで削って制作を始め、今年で3年目となった。
尻尾にこだわり
今回の虎は、潮田公園にあった欅の木を使用。3年前の大型台風の影響で倒れ、根元部分は重くて手がつけられず、そのままにしていたという。約1週間かけて制作した虎のこだわり部分は、尻尾の曲線。「くっつけたんじゃなくて、穴を開けて削ったんです。泣きながら作りました」と菅野所長。虎の写真を見ながら制作したといい、「思っていたよりも怒っている顔になったが、たくさんの人に見にきて欲しい」とした。
作品は、2月末まで事務所前に飾られ、それ以降も園内のどこかに置く予定。
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