鶴見小学校を拠点に活動する鶴見タグラグビークラブのトップチーム「鶴見鳳凰」が、1月10日に相模原で行われた第18回全国小学生タグラグビー大会南関東ブロック大会で優勝し、全国への切符を手にした。同チームの全国出場は初めて。「精一杯楽しんで、優勝を目指したい」とメンバーらは力を込める。
タグラグビーは、選手が腰につける「タグ」をとることでタックルの代わりとし、身体接触や地面に倒れるプレーを少なくしたラグビー。
鶴見タグラグビークラブは2018年に創立。現在、鶴見小学校の児童54人が所属している。
12月に行われた県予選を準優勝で突破し、南関東への挑戦権を得ていた同チーム。前回も準優勝ながら、コロナ拡大で大会が中止となったため、2年越しの悲願だった。
3県の代表頂点競う
南関東は、神奈川県、山梨県、長野県の3県から、予選を勝ち抜いた2校ずつが出場。オミクロン株の急拡大などを受け、直前に長野県代表が辞退するなどしたが、4チームの総当たり戦で全国への出場権を争った。
試合は、最大のライバルと目されていた神奈川県予選優勝の横浜日野タグラグビークラブ「暁」と引き分けたものの、山梨代表の2チームを撃破。得失点差で暁を上回り、南関東ブロック第一代表の座を勝ち取った。
メンバーはこれまで必死に練習してきたことに触れ、「みんなの努力の証」と喜ぶ。また、「周囲のサポートのおかげ」とし、チームメンバーや保護者の支えに感謝の気持ちを示した。
全国大会は2月12日に東京都調布市で開催予定。全国1200チームの頂点を決める。
7人のメンバーは全員6年生のため、最後の公式戦。「いつも通り仲間を信じ、笑って終わりたい」とし、優勝を目指すと声を揃えた。
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