地震などの発生時に区の災害対策本部となる鶴見区役所で2月24日から3月11日まで、発災から3日間に発生する事案を想定した対応訓練が行われている。
区災害対策本部は、市内で地震などの災害が発生した場合などに設置されるもの。本部を運営する庶務班、区民や庁舎内の情報収集と伝達を行う情報班など、役割ごとに班が置かれ、職員が対応にあたる。
発生3日間を想定
東日本大震災を受け、例年この時期に実施されてきた訓練だが、今年はコロナ禍で手法を工夫。集合訓練ではなく、期間を設定した「宿題型」とした。
訓練では、区危機管理地域防災担当が、地震発生から3日間(救助・救命期)に発生する想定事案を各班に付与。それぞれの班で対応を考え、同担当に提出する形で進められている。
各班に与えられた状況リストには、発生日時や内容、対応のヒントを記載。庶務班では、庁舎の破損個所の確認など基本的な事項のほか、「体育館や校舎外壁に亀裂、床に飛散したガラスあり。どうしたらいいか?」といった拠点からの情報への対応や、人員不足による職員派遣や配置換えなどが求められた。
また、コロナ禍ということで、濃厚接触者判定の避難者に対する指示なども盛り込まれた。区は「コロナ禍でも出来ることをやらなければと考えた。実際の被災時の行動に少しでもイメージを持てれば」と話した。
鶴見区版のローカルニュース最新6件
|
|
つるぎん27日に4月25日 |
|
|
|
|
<PR>