新鶴見小学校併設の畑で作られたこんにゃく芋を使った「こんにゃくづくり体験」が3月8日、矢向・江ヶ崎・尻手の歴史資料室及び交流室「史季の郷」で行われた。
体験会は住民の声を受けて一昨年初めて行われ、地域向けは今回で2回目。きっかけとなるこんにゃく芋は、横浜市が生産量日本一を誇る群馬県・昭和村と友好交流協定を結んでいた関係で2019年に同畑に植えられた。
畑には、地域住民が農作物を育てる区画もあり、そこで作られ、収穫時期となった芋を使っての体験会開催に至った。
当日は手作りこんにゃくをほぼ毎日食べているという江ヶ崎町在住の中澤正雄さん=人物風土記で紹介=が中心となって作り方を指導。
食べ頃とされる3年物のこんにゃく芋をカットし、ゆでて形にしていく様子を軽妙なトークを交えながら紹介した。「市販のこんにゃくには海藻類が入っており黒っぽく見える」「こんにゃく芋は非常食にもなる」などと話すと、参加者は関心した様子だった。
中澤さんは「手作りは柔らかくて美味しい」と熱弁。「せっかく昭和村の人たちが分けてくれた。いつかはこの地域の名産にしたい」と意気込んだ。
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