鶴見区民や区内団体などから成る鶴見駅中距離電車停車等推進期成会(石川建治会長)が3月14日、JR東日本本社=東京都渋谷区=を訪れ、神奈川東部方面線(相鉄・JR直通線)の鶴見駅停車を含めた要望書を提出した。
JR鶴見駅への中距離電車停車の要望は、昭和40年代から続く区民の大願。要望書の提出は毎年行われており、1989年からは区民らによって組織された団体が継続してきた。昨年からコロナ禍で人数を縮小したものの、「途切れさせてはいけない」と石川会長らが出席して要望書を手渡した。JR側は坂井究常務取締役らが対応した。
駅施設の充実なども
書面には、鶴見区の人口が年々増加しており、鶴見駅が市内のJR在来線で4番目の乗降客を有する駅であることなどを記載。現状、通過するのみとなっている相鉄・JR直通線の停車を要望した。
さらに、駅舎の改良や歩行者デッキ設置、線路上の空間を活用した大規模集客施設などの駅施設充実に向けた検討を要望。そのほか、日中の利用者も増加しているという鶴見線利用者の利便性向上、JR南武線矢向駅における鉄道の高架化や橋上駅舎化などの検討をあわせて求めた。
鶴見区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|