神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2022年4月14日 エリアトップへ

ムエタイのスーパーライト級で初の日本王座を獲得した 鈴木 真治さん 小野町在勤 36歳

公開:2022年4月14日

  • LINE
  • hatena

「強くなりたい」夢追い続け

 ○…「勝てて嬉しいのはもちろんですが、ホッとしたというのが正直な気持ちです」と謙虚な笑顔で語る。4月3日に行われたムエタイのスーパーライト級タイトルマッチで勝利し、初の日本王座を獲得した。

 ○…宮城県仙台市で生まれ育つ。格闘技に興味を持ったのは14歳の頃。「男の夢というか、強くなりたい一心」で本屋で見つけたムエタイやキックボクシングの本に夢中になり、技の豊富さや力強さの虜に。すぐに地元のジムの門を叩いた。そして更なる強さを求めて19歳で東京のジムに移籍し、プロテストに合格。30戦以上の戦歴を経て、29歳で国内の団体・J-NETWORKのスーパーライト級王者に輝いた。一方で、プロ選手でもアルバイトなどで生計を立てなければならない厳しい世界。朝練のあと仕事をし、夜も練習。厳しい減量や怪我の絶えない選手生活だが、「試合に勝ってスポットライトを浴びると、苦しさを全て忘れさせてくれる感動がある。一度味わうとなかなか辞められません」と白い歯を見せる。

 ○…しかし、30歳の時の試合で眼か底骨折の大怪我を負い、一時は引退も考えた。そこに声を掛けてくれたのがフジマキックムエタイジムのマスター、藤牧孝仁さんだった。「『お前はここで終わる選手じゃない』と言ってもらえて嬉しかった。あの時、現役続行の決断ができたからこそ、今回のベルトを取ることが出来ました」

 ○…「自分は技術の高い選手ではない。気持ちで戦い、前に出続けるしかない」。今後は王者としての防衛や世界戦への挑戦も見据える。「今は怪我で練習ができないので、趣味の釣りを鶴見川で楽しみたいですね」。しばらくの休息後、ファイターの戦いはまだまだ続く。

鶴見区版の人物風土記最新6

熊谷 起一さん

市場西中町まちづくり協議会で事務局長を務める

熊谷 起一さん

市場西中町在住 75歳

4月25日

中西 実さん

鶴見警察署の署長に新しく就任した

中西 実さん

区内在住 57歳

4月18日

河原 公一さん

4月20日に「春まつり」を行う馬場花木園で園長を務める

河原 公一さん

馬場在勤 63歳

4月11日

鈴木 彩香さん

2023年度の横浜市男女共同参画貢献表彰で「ユース賞」を受賞した

鈴木 彩香さん

鶴見区出身 34歳

4月4日

池田 茂さん

青少年指導員として、インターネットの安全な使い方講座の講師を務めた

池田 茂さん

鶴見中央在住 60歳

3月28日

冨樫 剛一さん

2月から横浜F・マリノスユースの監督を務める

冨樫 剛一さん

横浜市出身 52歳

3月21日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

鶴見区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook