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鶴見区版 公開:2022年6月16日 エリアトップへ

今月は二輪車交通事故防止の強化月間 心に余裕を持った運転を

社会

公開:2022年6月16日

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気を付けてほしい右折時右折直進事故(右)、プロテクターの着用を推奨
気を付けてほしい右折時右折直進事故(右)、プロテクターの着用を推奨

 6月は神奈川県交通安全対策協議会が主唱する「二輪車交通事故防止強化月間」。県内でも様々な啓発が行われる中、二輪車を含めた交通事故発生状況について、鶴見警察署に話を聞いた。

 鶴見警察署管内の交通事故発生状況は5月末時点で271件と、市内でワースト1位。そのなかでも、二輪車に関係する事故は89件を占める。

多い右折×直進

 事故形態は、「右折時右折直進」が最も多い16件で、次いで「追突その他」14件、「車両相互その他」13件、「出会い頭」11件と続く。

 発生の時間帯は、午後4時から6時までが16件と一番多く、疲れの見える帰宅時などの事故が推測される。

 右折時右折直進は、信号機のある交差点に直進する二輪車と、対向車線から右折する車がお互い青信号で進入し、衝突するなどの事故。

 車両運転手の「先に曲がれる」「信号が変わる前に交差点を通過したい」などの慢心や焦りが事故を起こすという。同署は「二輪車は正面から見ると速度が実際より遅く感じる特性がある」とし、「心に余裕を持った運転を」と呼びかける。

生活道路の事故

 路線別で見ると、一般市道が32件、その他24件、国道1号10件と、生活道路での事故が多くなっている。15号線沿いの鶴見駅入口交差点などでも、右折時右折直進の事故が目立つといい、同署は警鐘を鳴らす。

 また神奈川県では、頭部だけでなく、胸部を負傷して亡くなった人もいることから、二輪車用のプロテクターなどの着用も推奨している。

「自転車側のマナー遵守を」

 一方、5月末までの自転車に関係する事故は94件と、件数は二輪車事故よりも多い傾向にある。年齢分類で見ると、30、40歳代が18件ずつ、次いで65歳以上の15件、50歳代の14件と続く。

 自転車事故では、特徴として自転車側のルール違反が目立つと同署は指摘する。なかでも、自転車は車道では左側通行だが、右側を通行するいわゆる「逆走」や、一時不停止、イヤホンを装着したままの走行、歩道を早いスピードで走るなどの違反が多い。

 13歳以上の大人が自転車で歩道を通行できるのは、道路標識がある場合、車道を通行することが危険でやむを得ない場合などだ。

 自転車は道路交通法で車両と定められている。同署は「責任とマナーを持った安全運転をお願いしたい」と話す。

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