鶴見区民文化センター サルビアホールの館長に新たに就任した 浜野 誠司さん 鶴見中央在勤 44歳
常に新しいことに挑戦を
○…様々な文化芸術活動に利用できる大ホール、舞台と客席の一体感満点の音楽ホールなど、区民に親しまれるサルビアホール。4月に館長に就任。以前は泉区民文化センターの館長を務めた。「仕事は似ていても文化も地域性も全然違う。本当に賑やかなまちで楽しみ」と目を細める。「国際色が強い鶴見区ならではのイベントを開き、心を掴みたい」と意気込む。
○…高校時代、初めてインターネットに触れ「世界に繋がるのが面白い。次はこれが来るぞ」と予感し、情報処理の専門学校ヘ。卒業後は働きながらも複数の通信制の大学に通い、情報デザインの学習や学芸員資格を取得した。2011年に中区の横浜市技能文化会館の職員に。その後は複数の施設に勤めながら、岐阜女子大学大学院を修了。「大学院は絶対出たかった」と強い気持ちを胸に駆け抜けた。「ちょっと複雑な人生だよね」と笑いながら話す。常に目標を設定し、道筋を作ってきた。
○…趣味の1つはクラブミュージックを創作・鑑賞すること。「中学生の頃ラジオで聞いてからずっと好きでのめりこんだ」と笑う。もう1つは寺社巡り。大学で度々京都に通ったこともあり、「知らないうちに影響されていたのかも」。「何も考えず無でいられる」としみじみ語る。
○…「これからの鶴見を盛り上げていくために、今までにない新しいこと、どんどんやっていきたい」と自身の経験を基に道筋を立てる。「ネットで活動する人、芸人さんも呼びたい」など、柔軟な考えで幅広い世代に来てもらうために考えることを止めない。「充実した施設を最大限活用し、鶴見をより一層面白くする一役に」。鶴見の地で、新たな目標設定が決まった。
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