4月に三ツ池公園の園長に就任した 岩本 邦夫さん 三ツ池公園在勤 66歳
憩いの場を、より快適に
○…「いつでも安心・安全な公園づくりを」。地域住民の憩いの場、桜の名所としても有名な三ツ池公園の園長に4月に就任。以前は座間市の谷戸山公園に勤めていた。今まで工業地帯のイメージが強かった鶴見の中に、同園があることを「とても良い公園で残っていて嬉しい」とほほ笑む。「様々なニーズがあり、1つずつ応えていくために園内全てに管理が行き届くようにする」と優しく意気込みを語る。
○…座間市で幼少期を過ごす。中央大学土木工学科(現在の都市環境学科)を卒業後、相模原市役所に入庁。下水や道路の都市計画に携わり、都市の発展とともに歩んできた。定年まで勤続したのち、「新しいことへの挑戦」を胸に神奈川県公園協会に。三ツ池公園の就任時期が桜の開花と重なり「人の多さに驚いた、初日からこんなに大変になるとは」と笑いながら語った。
○…「植物が好き」。休日は家庭菜園に没頭する。30年近く続け、玉ねぎやトマト、サツマイモと四季折々の野菜を栽培。孫と一緒にサツマイモ堀りを行ったことも。50歳から山登りも始め、「登るなら有名なところから」と、日本の百名山を登覇中。「昔から眺めながら歩くのが好きで50キロ以上歩いたこともある」と笑う。座右の銘は「人間万事塞翁が馬」。この言葉を胸に「一喜一憂せずに活動したいね」と噛み締める。
○…同園の今後の課題に桜の老木化を挙げる。「公園のシンボルでもある。地域住民のためにも問題をいち早く確認し、より多くの桜を多くの方に届けたい。少しずつでも過ごしやすく」と思いを語る。「どんどんイベントを開き、良い環境で皆さんに活動していただきたい」。地域住民の憩いの場をより良い場所にするため日々奮闘する。
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