介護施設の庭で保育園児たちが遊び、窓越しに入居者たちが優しく見守る――そんな微笑ましい光景が5月17日、北寺尾の介護付有料老人ホーム「もみの樹横浜鶴見」で見られた。
これは、同施設が地域貢献の一環として、近隣の北寺尾4丁目むつみ小規模保育施設に声を掛けて庭を開放したもの。同保育園には園庭がなく、日頃は園児をカートに乗せて散歩したり、離れた姉妹園の園庭で遊ぶなどしていた。同園の石恵美園長は「声をかけてもらって本当にありがたい。広い庭で子どもたちが安全に遊ぶことができて嬉しい」と話した。
同施設にとっても園児たちが訪れるのは入居者の癒しになっていて、当日は窓越しに園児たちの遊ぶ様子を見て、「元気よくていいね」と喜んだり、手を振る様子が見られた。同施設の長野賢志館長は「少しでも子どもたちに喜んでもらえたら。コロナ禍がもう少し落ち着いたら入居者と子どもたちが交流する機会を持ちたい」と語った。
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つるぎん27日に4月25日 |
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