供養したい写真を募集する写真館・セントラルスタジオの代表を務める 藤井 大輔さん 馬場在勤 51歳
一瞬のために「楽しく撮る」
○…家族写真や記念行事などの撮影のほか、地域貢献の一環として、捨てられない写真を供養する「写真供養」を受け付ける。「1枚1枚にそれぞれ思い出や物語がある。皆さんが大切にしていた写真の供養に最後まで責任もって対応させていただきます」と語る。
○…馬場で生まれ育つ。現在写真館のある場所では、もともと祖父が総菜屋を営み、カメラマンだった父が母と二人で写真館を始めた。自身は営業職やWEBデザイナーとして働いていたが、40歳で転職を考えていた時に転機が。「妻から背中を押されたこともあるけれど、実家の写真館で働くという生き方も面白いかなと」。2012年から勤め始めたが、最初は勉強の日々だった。父から技術を学び、ライバルでもある同業者と技術を高め合い、技能検定で資格を取得するなど腕を磨いていった。「私の時代はもうデジタルで、フィルムより扱いやすくて助かった。フィルムだったら今でも会社員をしていたかも」と白い歯を見せる。
○…行事撮影では、自身が卒園、卒業した橘幼稚園や旭小学校の入学式や運動会の撮影を任されている。「自分が生まれ育った地域で仕事ができるご縁に感謝すると共に、地域と一緒に活動できることが嬉しい」と楽しそうに語る。
○…これまで数多くの家族写真などを撮影してきたが、「正解がないからこそ、何年経っても難しい」と話す。家族の雰囲気やその人の良さを引き出すため、撮影時には場を和ますコミュニケーションを大切にしているという。緊張で表情が強張ってしまう人もいるが、「実はそれ以上に私のほうが緊張しているかも」と笑うが、「楽しく撮る」をモットーに、今日も思い出の1枚に全力を注ぐ。
|
|
|
|
|
|
小学生と関わる仕事をしてみませんか?小学校内及び民間施設等の職場で、放課後の子どもたちの学習支援や遊びを行います。 https://www.city.yokohama.lg.jp/kosodate-kyoiku/hokago/houkago-jinzai.html |
<PR>