鶴見神社(金子剛士宮司)の天王祭最終日となった7月28日、大神輿の渡御が行われた。
天王祭は、毎年7月の第4金曜から日曜に開かれる同神社恒例の祭り。鶴見神社の大神輿は横浜で最古と呼ばれるほどの歴史を持ち、渡御は鶴見駅の西口と東口を毎年交互に巡行。今年は豊岡町や諏訪坂などを巡る西口ルートだった。
当日は、朝から照り付ける日差しの中、境内で式典が行われ、宮出し。氏子青年会を中心に、集まった各町会の担ぎ手たちが威勢の良い「ホイサー、ホイサー」の掛け声とともに住宅街や豊岡商店街を練り歩いた。氏子青年会の鈴木吉太郎会長は「例年以上の暑さの中、本当にみんな頑張ってくれた」と担ぎ手たちを労った。
夕刻まで練り歩き、最後の宮入まで威勢よく大神輿を担いだ。渡御責任者を務めた豊岡地区連合会の木佐美信行会長は「暑い中でも無事に終えられて良かった。来年に向け暑さ対策も考えていきたい」と話した。
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