神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2018年7月19日 エリアトップへ

区障団連「鶴っこ」 看護学校で弁当など販売 相互理解の場にも

社会

公開:2018年7月19日

  • LINE
  • hatena
商品説明や受け渡しなど交流もあった初回の販売
商品説明や受け渡しなど交流もあった初回の販売

 横浜市医師会聖灯看護専門学校=下野谷町=で7月9日、区内障害者施設協力のもと、弁当や総菜、パンなどの定期販売が始まった。学校などでの障害者製品の販売機会は多くなく、「相互理解にもつながる」と関係者らは歓迎する。

 定期販売は、聖灯看護専門学校から区、社協に依頼があったことから実現した。

 同校は今春、菊名と保土ケ谷にあった学校を統合する形で旧鶴見工業高跡地に開校。もともと統合前から、各校で地域作業所などとの交流があったことから、今回の依頼につながったという。「500人を超す学生が在籍しているが、食堂もなく、お願いしたいと思っていた」と同校事務部長の宮田泰明さんは話す。

利用者のやりがいに

 今回、販売を請け負うのは、鶴見区障害児者団体連合会の「鶴っこ部会」に所属する麦の家、ふれんど、ぱれっとワークス自然館の3施設。授業のある日は、毎日昼の時間帯に2施設が販売を行っていく。麦の家がパン、ふれんどが日替わり弁当や総菜、自然館がカレーなどを用意する。

 学校での販売は初めてというふれんどの担当者は「対面して販売することで多くの人と交流ができ、施設利用者のやりがいにもつながる」と意義を語る。

評判は上々

 初回となった9日は、麦の家とふれんどが販売。学生たちは初めての校内販売に興味津々で列を作った。購入者らは「販売は助かる」「惣菜が美味しそう」などと声を上げていた。

 麦の家は「販路拡大は有難い。利用者の社会参加にもつながる」とし、多くの利用者が交流を持てるように毎回販売メンバーを交代していく考えだという。

 宮田事務部長は、「鶴見で開校したからには、少しでも役に立てるように、福祉の交流も意識していきたい」と話した。

鶴見区版のトップニュース最新6

初挑戦で金賞受賞

佃野町「楽匠」

初挑戦で金賞受賞

「からあげグランプリ」で

4月18日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月18日

鶴見区、50年後も30万人超

横浜市人口推計

鶴見区、50年後も30万人超

市全体は約2割減

4月11日

市が基本構想を策定

豊岡小再編整備

市が基本構想を策定

2032年度以降の竣工めざす

4月11日

公園すべて禁煙へ

横浜市

公園すべて禁煙へ

条例改正目指し、来春から

4月4日

鶴見線や地域の歴史を調査

入船小学校旧5年1組

鶴見線や地域の歴史を調査

鶴見駅にレポート掲示も

4月4日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

鶴見区版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook