ニッパツ三ツ沢球技場をホームグランドにするプロサッカーチーム・横浜FCは7月5日、神奈川県女子I部リーグの「横須賀シーガルズFC」と提携し、来シーズンから女子サッカーに参戦することを発表した。横須賀シーガルズは、県女子I部リーグに属するトップチームのほか、U―12、U―15など幅広い年代の選手が活躍。2013年2月から、トップチームのみが「横浜FCシーガルズ」に名称を変更し、練習拠点も横浜FCと同じトレーニングセンターに移す。
最短でも4年
トップチームはこれまでに、昨年のワールドカップ日本代表として出場した大野忍選手、近賀ゆかり選手らを輩出。現在は、15歳から26歳まで22人のアマチュア選手が所属している。
県I部リーグから、女子サッカーのトップリーグである「なでしこリーグ」に昇格するには、関東リーグへの昇格、さらにその上のチャレンジリーグへの昇格を経ての入れ替え戦となるため、最短でも4年が必要となる。
5日に会見を開いた横浜FCスポーツクラブの奥寺康彦代表理事は、「なるべく早く、横浜市初のなでしこ参戦を目指したい」と意気込みを語った。
また同日、関係者らが林文子横浜市長を表敬訪問。林市長は「女性がプロスポーツで活躍する場が横浜にできるのは本当に嬉しい。頑張ってください」とエールを送った。
神奈川区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>