浦島小、ガーナと交流 一校一国運動で
浦島小学校(佐野美春校長)で10月26日、駐日ガーナ大使館の職員らを招いての交流会が行われた。
横浜市内を会場に、来年6月に開催される「第5回アフリカ開発会議」に伴い、市立小・中学校67校に1カ国ずつ割り当て、子どもたちが対象国について学び、交流を深める「一校一国運動」の一環として実施されたもの。同小学校はガーナ共和国が対象国に決まり、6年2組の児童たちは「UGP(浦島ガーナプロジェクト)」と名付けて、事前学習をしてきた。
当日は大使館からアルバート・アンパドゥさん、ヘンリエッタ・テテさんと妹のジョイス・アクランさんが民族衣装に身を包み来校し、ガーナの自然環境や政治・経済など、様々な特徴を紹介。児童たちは伝統の織物を使ったバッグや帽子を見て触って文化を体感し、「ガーナにも四季はあるんですか」「道路に動物が出てきたりしないんですか」など、積極的に疑問や質問を投げかけていた。
同クラスのイケチャメンサ・ケルビンくんはガーナ出身。ほとんどを日本で過ごしており、ガーナには数回行った程度だが「大好きなエンクルマさん(初代大統領)について改めて知ることができてよかった」と話し、給食の時間も会話を楽しんでいた。
アンパドゥさんは今回の交流を通して「皆さんがガーナに来てくれたら嬉しい」と話した。同小学校では「今後も他学年の児童や地域の人たちに広めるなど、UGPを進めたい」としている。
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