日産横浜工場を一般開放 市民らエンジン作り見学
日産自動車発祥の地である横浜工場で11月23日、恒例の「オープンデー」が開催された。
毎年多くの家族連れなどで賑わう同イベント。地域に開かれた信頼される工場として「地域の皆さんとのふれあいを大切にしたい」という目的で、東京ドーム約11・5個分の広大な工場の一部を開放し、車の最重要部品の一つであるエンジン組立ラインの見学などを行っている。
当日は天候が優れず冷たい風が吹いていたが、子どもから大人まで幅広い世代の人が来場。自動でエンジンの部品を組み立てるロボットの一糸乱れぬ動きに、子どもも大人も興味津々に見学した。安全のためにロボットから流れるメロディーに「音が面白いね」と話す夫婦や、「面白かったね。もう一回行きたい」と笑顔で父親に話す子どもなど、それぞれ楽しんでいた様子だった。
屋外の会場では同社製の車両が展示され、電気自動車「リーフ」をはじめ、二人乗り超小型電動車両やリーフのレーシングカーが人気を集めた。その他、横浜中央卸売市場南部市場による宮城県女川町産のサンマ炭火焼の無料配布や、子ども向けのおもちゃブースも出展していた。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|