大口・七島地区 「住民の困った、解決します」 地域ボランティア結成
大口・七島地区社会福祉協議会(江森一郎会長)がこのほど、同地区の一般住民によるボランティアグループを結成した。「脚が悪くて電球が交換できない」「庭の草むしりをしたいけど腰が悪くて」といった、同地区に住む高齢者の困りごとを解決する団体だ。
同地区は、2007年に地域福祉活動計画に基づきモデル地区に選ばれて以来、住民の関心が高い「防災対策」「世代間交流」「高齢者支援」の3本柱でまちづくりを進めてきた。今回のボランティアは、江森会長の「ちょっとした困りごとを地域の協力で解決できる方法はないか」という思いで結成に至った。
窓口は「大口・七島地区ミニボランティアセンター」という名称だが、実は1本の携帯電話で対応。普段は菊地喜一副会長=人物風土記で紹介=が持ち運んで対応している。
メンバーは、同地区で昨年開催した日曜大工教室に参加した地域住民を中心とした13人。中には元水道屋もおり、無料で困りごとを解決してくれる。自分たちではできないことも、業者を紹介するなど丁寧に対応してくれるという。窓口役の菊地副会長は「皆さん遠慮なくお電話ください」と話している。【携帯電話】080・8731・1134
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