横浜市がこのほど発表した2013年度予算案の中で、区独自の取り組みを行う自主企画事業の概要が明らかになった。
神奈川区は地域特性を踏まえ1億2487万5000円を計上。川名薫区長が掲げる「区民生活の『安心』と地域の『活力』を次世代につなげます!」を推進するため、【1】災害に強く安全なまちづくり(1797万8000円)【2】誰もがつながりや温かみを実感できる街づくり(2527万1000円)【3】魅力あふれるまちづくり(2607万2000円)の3施策に重点が置かれる予算案となった。
その中でも区が重要事業と位置付けているのは、「地域防災力向上事業(709万円)」「神奈川区児童虐待防止対策事業(269万円)」「神奈川区資産『わが町 かながわ とっておき』活用事業」だ。防災の取り組みでは、区役所備蓄食料などの更新や地域防災拠点の取水設備の整備を進めるほか、防災講演会の開催や地域防災拠点訓練などの支援を行う。子育てについては、地域全体で支えて児童虐待を防止する体制を充実させるため、児童虐待に関する諸機関との協力・連携の強化や、養育者が孤立しないための支援などを行う。商店街の活性化としては、神奈川区の魅力資源をまとめた神奈川区資産「わが町 かながわ とっておき」を活用し、区民の地域への関心や愛着を深めるため、まちの魅力アップに取り組む。
その他、共感と信頼の区政運営について5555万4000円が計上された。 区総務課は「共感と信頼の区政運営を基本として、神奈川区の魅力ある財産である活動主体との『つながり』を一層促進していきたい」としている。
|
<PR>
神奈川区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|