神大に学生発信スタジオ 動画サイト使い配信
神奈川大学横浜キャンパス=六角橋=に、映像や音声の編集ができる「KUスタジオ」が設けられた。学生が主体となって大学紹介や地域情報などの番組を制作し、ウェブ上の動画配信サイトなどを通じて学内外に発信していく。
スタジオは1号館8階にあり、全面ガラス張りのため公開収録や生放送もできる。約15平方メートルのスタジオ内にはカメラはもちろん、モニター用のテレビや照明器具、編集機器がそろっており、別々に録った映像と音を編集でつなげたりすることもできる。学内向けには食堂やホールに設置されているテレビなどを通して配信する予定で、学外には動画配信サイトや投稿サイトを使って届ける。
地域情報番組も
人間科学部の松本安生教授の提案もあり、学生の情報発信基地としての役割を担うこととなったスタジオ。横浜キャンパスと湘南ひらつかキャンパスから、学内イベントなどを企画運営しているサークル団体・神大イノベーションをはじめ、放送研究会や体育会の学生が情報配信へ準備を進めている。
配信する具体的な内容などは4月以降に固まる。準備に参加しているメンバーが所属する各団体にチャンネルを設け、それぞれの持ち味を活かした番組を制作する予定となっている。神大イノベーションはサークル紹介、放送研究会は六角橋商店街の他、大学周辺のお店情報などをラジオも活用して発信する。体育会は各部会の試合スケジュールや選手インタビューを届ける。また、松本教授のチャンネルも作る予定で、学生と連動して公開講座などのダイジェストを放送していこうと検討中だ。
スタジオ利用を希望する学生は、基本的には現在スタジオの準備に携わっている団体に所属することが必要となっている。メンバーの一人、藤沢和徳さん(4年)は「コンテンツ配信はもちろんだが、学内への周知も取り組みたい」と意欲を見せている。
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