横浜市水道局は6月26日、神橋小学校で「出前水道教室」を行った。参加したのは4年生の2クラス。職員が、横浜水道の歴史紹介や水道水が作られる過程の説明・実験などを行った。
授業の中で児童らは「人間は一日に3リットルの水が必要だ」と教わり、江戸時代末期の横浜港開港から現在にかけての横浜の歴史と水道の発展について、終始興味深く聞き入っていた。水道水が作られる仕組みについては、実際に実験が行われ、児童も参加して水が浄化されていく過程を体験した。浄化された水を目にした児童たちからは、口々に「すごい」という声が漏れた。
今回は、横浜市水道局に研修で訪れているアフリカの技術者も参加し、子どもたちと共に横浜水道について学んだ。実験の後には、アフリカの研修員との交流が行われ、それぞれの国の水道事情を学んだ。最後に、児童たちが研修員に校歌を贈った。研修員の一人でカディージャさんは「このように小さいうちから水の大切さを学ぶことはすごく大事。感動した」と、この日の交流を喜んだ。
市水道局鶴見・神奈川地域サービスセンターの杉野政一センター長は、「水道が当たり前にあることは幸せ。環境を守っていかなければそれは維持できないと伝えたかった」と同教室の意義を語った。
|
<PR>
神奈川区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|