羽沢小児童がまち探検 地元企業でトイレ学ぶ
羽沢小学校の3年生90人は2日、トイレのメンテナンスなどを行う株式会社アメニティ(山戸里志社長)=羽沢町=で「まち探検」を行った。
まち探検は、自分たちの住んでいる町を知ることを目的に、町内にある貨物駅や牧場などをめぐる授業。同校では初めて行われ、保護者が働いている縁で訪れたアメニティでは、山戸社長らが、昨年12月に社屋にオープンさせた公衆トイレ「トイレ診断士の厠堂本舗」を紹介。公衆トイレでありながら手入れが行き届き、匂いのしないトイレに児童も驚きの表情。普段入る機会のない異性のトイレや障害者用トイレを体験し、興味津々だった。
また、トイレ教室では、配管の仕組みや世界のトイレ事情、和式トイレの使い方チェックなどが行われ、児童たちからは「一日どのくらいメンテナンスをするのか」など、鋭い質問が飛び交った。山戸社長は「トイレは子どもたちのいじめの場所になることがある。今日の経験でなくなれば嬉しい」と話していた。
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